図書館横断検索サービス「カーリル」で持たない読書が捗る話
ブログや雑誌などで気になった本は、読みたい本リストに入れています。
リストは、以前はAmazonの「欲しい物リスト」を利用していたのですが、
もっと便利なサービスを発見してから図書館ライフが捗るようになりました。
自分のよく利用する図書館を登録しておけば、どこの館にあるか一目瞭然です。
というわけで、今回は「カーリル」のご紹介です。
「カーリル」とは?
「全国6000以上の図書館から書籍とその貸し出し状況を
簡単に横断検索できるサービスです。」
リアルタイムでの貸し出し状況が反映されるので、
今から図書館行ってあれを読もう!という時に肩すかしをくらう可能性が低くなります。
利用は無料で、アカウントを作らずに検索ツールとして使うこともできます。
が、読みたい本リストをどこか一カ所にまとめておきたい、というのであれば、
ぜひ便利なリスト機能を使ってみて欲しいと思います。
カーリルの「読みたいリスト」
私の「読みたいリスト」の一部です。
「読みたいリスト」に登録した本は、このような一覧表になって表示されます。
近場の図書館で借りられるものはリストに入ったそばから読んでしまっているので、
灰色の×(所蔵なし)が目立ちますが…
よく利用する図書館を5館まで登録することができ、
このように所蔵されているかどうかを一覧でみることができるのです。
表の列数が5よりだいぶ多いですが、分館の個別の所蔵状況が表示されるためです。
私の場合は、
- 住んでいる区の図書館
- 隣の区の図書館(家から徒歩20分程度で分館が利用できる)
- 出身大学の図書館(卒業生として利用でき、家から電車で3駅程度なので)
- 以前住んでいた区の図書館(カードを持っているので)
- 都立図書館(まだ訪れたことはありませんが一応)
というふうに5館選んでいます。
徒歩圏内で複数の図書館を利用できるのは都会暮らしのありがたさですね。
以前は国立国会図書館も入れていたのですが、
所蔵していないことがないのでリストからは外しました。
ちなみに、23区内にお住まい・おつとめの方は
tokyo-toshokan.net(「東京図書館制覇!」サイト内より)
こちらのサイト様で利用できる図書館をチェックできますよ。
私の場合、23区中17の区でカードが作れるようです。
といっても、そのうちたった3区のカードしか持っていませんが、
それでも読みたい本の9割以上は図書館利用で読めています。
図書館のヘビーユーザーになって考えが変わった
学生時代は研究職に就きたかったこともあって、本は買う派だったんです。
文学部だし(?)、「身銭を切らないと本は身につかない」なんて言われてましたし。
貧乏な学生になんてこと吹き込むんだ
一転して、今は本を買うことはほとんどなくなりました。買っても中古です。
だってちょっと歩いていけば読めるんだもん。
それでもなお所有する本というのは、
- レファレンス的に頻繁に使う(事典、辞書、文法書、実用書など)
- 思い入れ(大好きな本、手垢が付くまで読んだ本、祖父の形見…など)
のどちらかになる気がします。
「思い入れ」ってのはちょっとやっかいですね。
それは「しがらみ」ではないのか?と自問自答する必要があります。
特に、過去の栄光引きずってる系(私の場合はむずかしそうな学術書)。
「あ、これは思い入れじゃなくてしがらみだな」と気づくことも、最近では増えました。