化粧品の使い切り方・2(エタノールプレス・応用編)
前回の記事でご紹介した技「エタノールプレス」で、
実際に私が作った物をご紹介します。
使いやすくなるだけでなく、捨てるハードルも低くできるのでおすすめです。
混ぜて理想の色にしたった
フェイスパウダー+アイシャドウ=チーク
1つの容器に入りきらなかったので、混ぜる比率を少し変えて2色つくりました。
パーソナルカラーがブルーベースな人々(私は冬夏クリア)の間で人気な、
ワトゥサのニュアンスカラー「ラベンダー」みたいな色が欲しかったのです。
本家と比べてみたことは無いですが、2色とも肌になじむチークになりましたよ。
レシピ?は
- アナスイの紫色のプレストパウダー(白浮きして持て余していた)
- マジョリカマジョルカの真っ赤なアイシャドウ「熱情」
(オタク女子なら一度は手に取っているという?あれ) - キャンメイクのハイライター(上2つがマットなので、ツヤ感を足すため)
混ぜ方
プリンカップなどにラップを敷いて、そこに混ぜたい粉を投入し、
ラップ越しに手で揉んで混ぜます。
色が均一になったら指に少しとって色を試してみてください。
写真には乳鉢が見切れてますが単に私がごりごりやってみたかっただけで、
やってみた感想としては、特に擂って混ぜる必要は感じませんでした。
ともかく、色を見てよさそうだったら、あとは昨日の記事と同じ手順で。
いろいろ混ぜてツヤッツヤなフェイスパウダー
こちらは母のアイシャドウがいっぱいあったので、いろいろ混ぜてあげたもの。
母と妹で「こんなにつやつやになる粉は無い!!」と気に入ってくれたようです。
そろそろ無くなりそう、と言ってました。もとは押し入れの奥に眠ってたものなのにね。
濃いめの偏光パール入りベージュ(NARSのデュオアイシャドウ)や
大粒のクリアなレインボーラメ(ルナソルのシアーコントラストアイズ)なんかを
混ぜた気がします。ベースは白すぎたフェイスパウダーだったかな?
模様の付け方
表面の模様は、全体を混ぜた粉を容器に入れ(まだプレスはしない)、上から白はキャンメイクのハイライターを荒く砕いて、
ピンクはコスメデコルテのルースパウダーを耳かきでちょっとずつすくって、
ジャクソン・ポロック気取り()で撒きました。
ルースより固形を砕いたものの方がくっきり模様がつきます。
それからまとめてエタノールプレスすると、こんな感じの模様になります。
模様を見やすくするために影にしてますもっとこだわるなら、ベースの色1色でいったん弱めにプレスしてから、
ケーキにやるようにレースペーパーなど置いて上からルースパウダーを振って
ベースに残ったエタノールで定着させるようにプレス!とかどうでしょうね?
私はもう「要らない粉物」がないので試せないですが…。
歴女としては推し武将の家紋でやってみたいですね。勿体なくて使えないからだめか。
昨日の記事で詰め替えたアイシャドウパレットの変遷
どうやら買った当初はこんな姿であったようです。
※画像お借りしました
母が左上の3色を使い切ったあと私に払い下げられてきました。
私はアイブローパウダーとして左下から2番目の色を使い切りました。
でもピンクと右下2色はどうにも似合わず、あいているマスも目立ってきたので
使える色だけ残して砕いて捨てました。快、感…!
そして、ばらつきがちな単色のアイシャドウや、
「捨て色」のあるパレットから使える色だけを集めてきて
このように。この写真は2013年5月です。
使える色ばかり10色入ったパレットができて、化粧品も減って一石二鳥ですね。
そうそう、やってみてわかったのですがアクリルはエタノールで少し溶けるので、
チップ置き場にまで入れたのは失敗でした。
詰め替えると使いやすいし、捨てやすくもなる
あまり使っていないけれど未練があったようなアイシャドウも、
「1マスに入るだけ詰め替えてとっておき、残りは捨てる」ということに決めたら、
ひとまず容器は心置きなく手放すことができました。
それでしばらくパレットを使ってみて、やっぱりこの色使わないな…と思ったら、
(1カ所に集めてみると使う色と使わない色が一目瞭然になります)
また砕いて捨てればいいわけです。
これっぽっちの粉を捨てるだけなので、心的ハードルがだいぶ低くてすみます。
ということで、
- 2段階に分けて捨てられる
- 使う色と使わない色がはっきりとわかる
という意味でも詰め替えはおすすめです。
現在の姿。昨日の記事で詰め替えたのは下段中央でした。
ところで左下端って、このパレットに元からあった色ですね。
ということはもうだいぶ古いアイシャドウなのだと、記事を書いてて気づきました…
取ってあったもののもう長いこと使っていませんし、後で砕いて捨てます(笑)